遠隔転移を有する中咽頭がんと診断された人が4〜6サイクルの導入化学療法によって病勢がコントロールできた後の治療を考える場合、「カペシタビンによる維持療法」を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「カペシタビンによる維持療法」の主なグレード3または4の有害事象は、貧血(12.0%)、手足症候群(10.0%)、悪心・嘔吐(6.0%)、倦怠感(4.0%)、粘膜炎(4.0%)であった。
【発表】
2022年2月17日
【試験】
Phase 3〔NCT02460419〕
【試験実施国】
中国(中山大学)
【原著】
JAMA Oncol. 2022 Feb 17. [PubMed: 35175316]