【EGFR陽性肺がん:一次治療(PFS)】「アバスチン+タルセバ」vs「タルセバ」

EGFR遺伝子陽性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「タルセバ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。「タルセバアバスチン」治療を受けた人の56.6%がグレード3以上の有害事象を経験し、「タルセバ」治療を受けた人では20.6%であった。

脳転移を有していた人では「タルセバアバスチン」治療を受けた人の無増悪生存期間は18.6ヵ月で、「タルセバ」治療を受けた人の10.3ヵ月に比べ、有意な延長が認められた。

【発表】

2022年11月30日

【試験】

Phase 2〔NCT03126799

【試験実施国】

韓国

【原著】

Cancer. 2022 Nov 30. [PubMed: 36451343]