進行非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法、前治療として抗PD-1/PD-L1抗体単剤治療を受けた人が次の治療を考える場合、化学療法に「キイトルーダ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
腫瘍細胞の50%以上にPD-L1が発現していた人、前治療のPD-1/PD-L1阻害薬において部分奏効または6ヵ月以上の病勢安定を得た人では、「化学療法+キイトルーダ」治療の2年生存率は74%と「化学療法+プラセボ」治療を受けた38%を上回った(HR 0.52 95%CI 0.13-2.1; p = 0.34)。
【発表】
2022年1月31日
【試験】
Phase 2〔NCT03656094〕
【試験実施国】
韓国
【原著】
Clin Cancer Res. 2022 Jan 31. [PubMed: 35101883]