【ER陽性乳がん(PD-L1陰性):術前治療】「イミフィンジ+オレクルマブ→手術」vs「手術」

Neo-CheckRay(Nat Med)                     

PD-L1陰性の高リスクER陽性HER2陰性早期乳がんと診断された女性が手術前の治療を考える場合、化学療法(パクリタキセルドキソルビシンシクロホスファミド)後に放射線治療を受けた後に「イミフィンジ+抗CD73抗体オレクルマブ」治療を選択することで、病理学的完全奏効率の向上が期待できる。本試験の結果は、免疫療法が効きにくいとされるPD-L1陰性のER陽性かつHER2陰性乳がんにおいて、放射線治療を用いたマルチモダルなアプローチが有望な治療戦略となる可能性を示唆した。

手術時における残存腫瘍量スコア 0または1の割合(主要評価項目)は、イミフィンジ治療を受けなかった人では35.4%であったのに対し、「イミフィンジ」治療を受けた人では45.1%、「イミフィンジオレクルマブ」治療を受けた人では47.9%であり、主要評価項目は満たさなかった。

【発表】

2026年6月25日

【試験名】

Neo-CheckRay(Phase 2)〔NCT03875573

【試験参加国】

ベルギー、フランス

【原著】

Nat Med. 2026 Jun 25.  [PubMed: 42350643]