Neo-STAR(Cancer Commun)
局所進行直腸がんと診断された人が手術前の治療をを考える場合、「短期放射線療法」後の化学療法として「CAPOX」に「テビムブラ」の上乗せを選択することで病理学的完全奏効率、3年無増悪生存率の向上が期待できる。
pCR率の差は統計学的有意水準(p<0.05)にわずかに届かなかったものの(p=0.052)、有望な腫瘍退縮を示し、安全性も管理可能であったことから、将来のPhase3試験での検証を支持する初期科学的故居が得られたと評価されている。今後、大規模な多施設共同Phase3試験での検証が待たれるとともに、年齢やPD-L1発現、臨床病期などの層別化因子によって、最もこの治療の恩恵を受ける患者を特定する「個別化治療」の進展に寄与する重要な知見である。
局所進行直腸がんに対して、短期放射線療法と全術前治療に「テビムブラ」を追加するアプローチは、安全性を損なうことなく腫瘍の退縮(pCRやMPR)を促進する有望な戦略であることが示された。
【発表】
2026年7月23日
【試験名】
Neo-STAR(Phase 2)〔NCT05086627〕
【試験参加国】
中国
【原著】
Cancer Commun. 2026 Jul 23. [PubMed: 42495710]