【Ⅱ-Ⅲ期肺がん:術前治療(pCR)】「ダトロウェイ+イミフィンジ」vs「オレクルマブ+イミフィンジ」

NeoCOAST-2(Nat Med)                      

切除可能なIIA~IIIB期非小細胞肺がんと診断された人が手術前の治療を考える場合、「イミフィンジダトロウェイ」治療を選択することで「イミフィンジ+抗CD73抗体 オレクルマブ」治療、「イミフィンジ+抗NKG2A抗体 モナリズマブ」治療を選択した場合を上回る病理学的完全奏効率が期待できる。

グレード3以上の有害事象は、「イミフィンジオレクルマブ」治療を受けた人の36.5%、「イミフィンジモナリズマブ」治療を受けた人の40.8%が経験し、「イミフィンジダトロウェイ」治療を受けた人では20.4%と最も低かった。

【発表】

2025年5月31日

【試験名】

NeoCOAST-2(Phase 2)〔NCT05061550

【試験参加国】

韓国、台湾、米国、カナダ、ベルギー、フランス、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ポルトガル、スペイン、トルコ

【原著】

Nat Med. 2025 May 31. [PubMed: 40450142]

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