【膵がん:周術期治療】「ゲムシタビン+アブラキサン(術前2サイクル+術後6サイクル)」vs「ゲムシタビン+アブラキサン(術後6サイクル)」

NEONAX(Ann Oncol)                      

切除可能な膵がんと診断された人が「ゲムシタビンアブラキサンによる補助化学療法」を考える場合、「術前に2サイクル、術後に4サイクル」、「術後に6サイクル」のいずれを選択しても55%の18ヵ月無病生存率は期待しにくい。「術前に2サイクル、術後に4サイクル」を選択した場合の18ヵ月無病生存率は33.3%、「術後に6サイクル」を選択した場合の18ヵ月無病生存率は41.4%であった。

【発表】

2022年10月6日

【試験名】

NEONAX(Phase 2)〔NCT02047513

【原著】

Ann Oncol. 2022 Oct 6. [PubMed: 36209981]