【プラチナ感受性卵巣がん:維持療法(PFS)】「ゼジューラ」vs「プラセボ」

NORA(Ann Oncol)                        

プラチナ製剤感受性の卵巣がんと診断され、 2ライン以上の化学療法を受け、プラチナ製剤で奏効が得られた女性が次の対処を考える場合、「ゼジューラによる維持療法」を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

ゼジューラ」による維持療法を選択することでグレード3以上の有害事象を経験する危険性が高まる。試験の結果から19.3%から50.8%に上昇すると見込まれる。主なものは、好中球数減少(8.0%→20.3%)、貧血(2.3%→14.7%)。

【発表】

2021年1月13日

【試験名】

NORA(Phase 3)〔NCT03705156

【試験実施国】

中国

【原著】

Ann Oncol. 2021 ;32:512-521.  [PubMed:33453391]

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