【限局性前立腺がん:放射線療法(3年DFS)】「総線量36.25Gy/5分割」vs「総線量70Gy/28分割または60Gy/20分割」

NRG-GU005(JAMA)                       

中間リスク限局性前立腺がんと診断された男性が初めての治療を考える場合、「5分割の体幹部定位放射線治療」を選択しても「中程度寡分割強度変調放射線治療」に比べ、2年時における腸関連のQOLの改善は期待できるが、尿路刺激/閉塞関連のQOLの改善、3年無病生存率の向上は期待しにくい。

わずかな生化学的再発リスクの上昇よりも、通院回数の大幅な削減(5回 vs 20〜28回)という利便性、および腸関連QOL、尿失禁、性機能の維持を強く優先する患者にとっては、本試験で検証されたマイルドな用量の体幹部定位放射線治療が極めて良好な選択肢となる。

一方、腫瘍体積が大きいなど局所再発リスクが比較的高いと考えられる男性に対しては、腫瘍制御を確実にするための中程度寡分割強度変調放射線治療、あるいは主要腫瘍結節への限局的ブースト技術を取り入れた高用量体幹部定位放射線治療の検討が推奨される。

【発表】

2026年8月13日

【試験名】

NRG-GU005(Phase 3)〔NCT03367702

【試験参加国】

米国、香港、インド、アイルランド、スイス

【原著】

JAMA. 2026 Aug 13. [PubMed: 42593775]

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