【再発卵巣がん:プラチナ感受性(PFS)】「セジラニブ+リムパーザ」vs「化学療法」

卵巣がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法治療12ヵ月以降に再発した女性が次の治療を考える場合、「セジラニブリムパーザ」治療を選択しても、「化学療法」を選択した場合を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

germline BRCA変異陽性の女性では、「セジラニブリムパーザ」治療、「リムパーザ」単独治療の選択によって、「化学療法」を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。germline BRCA変異陽性の女性では、「リムパーザ」単独治療の選択によって、「化学療法」を選択した場合を無増悪生存期間が下回るリスクが高い。

【発表】

2022年3月15日

【試験名】

NRG-GY004(Phase 3)〔NCT02446600

【原著】

J Clin Oncol. 2022 Mar 15. [PubMed: 35290101]