【結腸がん:術後治療(5年DFS)】「UFT+ロイコボリン」vs「5-FU+ロイコボリン」

NSABP C-06(JCO)                        

ⅡまたはⅢ期の結腸がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「UFTロイコボリン」治療を選択しても「5-FUロイコボリン」治療を選択した場合に劣らない5年無病生存率、5年生存率が期待できる。

毒性も治療間で類似している。試験では「UFTロイコボリン」治療を受けた人の38.2%がグレード3または4の有害事象を経験し、「5-FUロイコボリン」治療を受けた人の37.8%がグレード3または4の有害事象を経験した。

【発表】

2006年5月1日

【試験名】

NSABP C-06

【原著】

J Clin Oncol. 2006;24:2059-64. [PubMed:16648506]