【胆道がん:一次治療(OS)】「アセラリン+シスプラチン」vs「ゲムシタビン+シスプラチン」

NuTide:121(J Hepatol)                      

進行胆道がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「アセラリン(ゲムシタビン誘導体)+シスプラチン」治療を選択することで「ゲムシタビンシスプラチン」治療を選択した場合より生存期間は短縮する。試験は無益性のため2022年3月に中止された。

【発表】

2025年2月18日

【試験】

NuTide:121(Phase 3)〔NCT04163900

【試験参加国】

米国、オーストラリア、カナダ、チェコ、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、韓国、ロシア、スペイン、台湾、トルコ、ウクライナ、英国

【原著】

J Hepatol. 2025 Feb 18. [PubMed: 39671534]

【さらに詳しく】

 

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