OlympiA(Ann Oncol)
BRCA変異陽性HER2陰性早期乳がんと診断され、術前または術後補助化学療法を完了した女性は、術後補助療法として「リムパーザ」治療を選択することで、6年生存率の向上が期待できる。
長期サバイバーシップの生存の裏付け
6年を超える長期追跡により、リムパーザ補助療法が生存ベネフィットを維持した状態で再発を確実に遅らせることが証明され、治癒の可能性を高める術後補助標準治療としての地位を不動のものにした。
遺伝子検査アクセス(生殖細胞系列BRCA検査)の重要性
リムパーザの確実な恩恵を得るべき「高リスクHER2陰性早期乳がん」を取りこぼさないために、臨床現場におけるBRCA1/2遺伝子検査のタイムリーな適用と広く普及させることの重要性を強く支持するものである。
MDS/AML懸念の払拭
1年間のリムパーザ補助療法は、プラセボ群と比較して骨髄異形成症候群/急性骨髄性白血病の発症リスクを増加させず、若年乳がん患者の長期安全性を担保した状態で安心して適用できることが明確に示された。
【発表】
2022年10月10日
【試験名】
OlympiA(Phase 3)〔NCT02032823〕
【試験参加国】
日本(静岡がんセンター、九州がんセンター、国立がん研究センター中央病院、相良病院、京都大学医学部附属病院、群馬県立がんセンター、千葉県がんセンター、大阪国際がんセンター、大阪大学医学部附属病院、愛知県がんセンター、昭和大学病院、北海道がんセンター、四国がんセンター、聖マリアンナ医科大学附属病院、国立がん研究センター東病院、がん研有明病院、埼玉医科大学国際医療センター、新潟県立がんセンター新潟病院、聖路加国際病院、東海大学医学部付属病院、広島市民病院、高知大学医学部附属病院)、台湾、韓国、中国、米国、カナダ、オーストラリア、英国、オーストリア、ドイツ、オランダ、ポーランド、ベルギー、フランス、ポルトガル、スペイン、イタリア、アイスランド、ハンガリー、スイス、スウェーデン、イスラエル、アルゼンチン
【原著】
Ann Oncol. 2026 Aug 24. [PubMed: 42636977]
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