
「オプジーボ+SOX(S-1+オキサリプラチン)」治療は、治癒切除不能な進行・再発の胃がんに対して、2021年11月25日に承認された治療レジメンの1つ。本承認は、Phase 3試験『CheckMate 649』、『ATTRACTION-4試験』の結果に基づいている。
「オプジーボ+SOX」治療は、HER2陰性の胃がん・胃食道接合部がんに対する一次治療において、PD-L1 CPS5 以上の人に、推奨するされているレジメンの1つである。
「オプジーボ+SOX」治療を含む「オプジーボ+化学療法」の主な副作用は、末梢性感覚ニューロパチー(56.0%)、食欲減退(52.1%)、悪心(50.4%)、好中球数減少(43.7%)、血小板数減少(40.1%)、下痢(34.8%)、白血球数減少(21.4%)、嘔吐(20.1%)、疲労(20.1%)。
【承認日】
2021年11月25日
【効能及び効果】
治癒切除不能な進行・再発の胃癌
【さらに詳しく】
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