OPTIM(Br J Cancer)
再発または転移性頭頸部扁平上皮がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法歴を有する治療を受け、その後オプジーボ治療を受け不応となった人が次の治療を考える場合、「オプジーボ+ヤーボイ」治療を選択しても「ドセタキセル」治療を上回る無増悪生存期間、生存期間は期待しにくい。「ドセタキセル」治療を受けた17.6%の人が治療に奏効したのに対し、「オプジーボ+ヤーボイ」治療を受けた人で奏効した人はいなかった。
オプジーボ治療に早期に進行した頭頸部扁平上皮がんに対し、「ヤーボイ」を追加する「段階的な免疫チェックポイント阻害薬エスカレーション」は臨床的な利益をもたらさず、推奨されないことが示唆された。ドセタキセルは毒性が強い(Grade 3以上の有害事象 68.8% vs 38.5%)ものの、免疫チェックポイント阻害薬併用よりも優れた無増悪生存期間と総効率を示し、生存期間も良好な傾向があったことから、抗PD-1抗体失敗後には化学療法への切り替えがより適切なアプローチであることが支持される。
【発表】
2026年7月18日
【試験】
OPTIM/AIO-KHT-0117(Phase 2)
【試験参加国】
ドイツ
【原著】
Br J Cancer. 2026 Jul 18. [PubMed: 42471483]