【KRAS野生型大腸がん:二次治療(OS、PFS)】「ライブリバント+FOLFIRI」vs「アービタックス+FOLFIRI」

OrigAMI-3                             

KRAS/NRASおよびBRAF遺伝子変異野生型の転移性大腸がんと診断され、化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ライブリバントFOLFIRI」治療を選択することで「アービタックス(またはアバスチン)+FOLFIRI」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間、生存期間が得られるかについて、現在、検証が進められている。

【試験開始日】

2026年1月16日

【試験終了予定日】

2029年4月13日

【試験名】

OrigAMI-3(Phase 3)〔NCT06750094jRCT2051240239

【試験参加国】

日本、台湾、韓国、香港、中国、タイ、マレーシア、インド、イスラエル、米国、メキシコ、ブラジル、オーストラリア、ベルギー、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、トルコ、英国

 

【今日の標準治療】

【標準治療】RAS野生型大腸がんの二次治療
オキサリプラチンを含むレジメンに不応・不耐となったRAS野生型の切除不能進行・再発大腸がんに対して、「FOLFIRI+ベクティビックス」治療、「FOLFIRI+アービタックス」治療、「FOLFIRI+アバスチン」治療、「FOLFIRI+サイラムザ」治療が選択可能である。 FOLF ...