【肝転移を有する大腸がん:術後治療(h-RFS)】「オキサリプラチン(肝動注)+5-FU+ロイコボリン」vs「オキサリプラチン(静注)+5-FU+ロイコボリン」

PACHA-01(JCO)                         

大腸がんと診断され、術前化学療法後に4個以上の肝転移を有していた人が肝切除後の補助化学療法を考える場合、「オキサリプラチン」の投与経路として肝動注を選択することで、肝無再発生存期間、無再発生存期間の延長が期待できる。肝無再発生存期間は静注を選択した人が12ヵ月であったのに対し、肝動注を選択した人は25ヵ月と有意に延長した(HR 0.63 [95% CI, 0.40 to 0.99]  p= 0.047)。

4個以上の多発肝転移という非常に再発リスクの高い大腸がんに対し、術後のオキサリプラチン肝動注が肝臓内および全身の再発を統計学的に有意に抑制することが示された。

【発表】

2026年4月22日

【試験名】

PACHA-01(Phase 2)〔NCT02494973

【試験参加国】

フランス

【原著】

J Clin Oncol. 2026 ;44:1416-1429.  [PubMed: 42018958]