PAPILLON(NEJM)
局所進行または転移性のEGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有する非小細胞肺がんと診断された人が治療を考える場合、、「ペメトレキセド+カルボプラチン」治療に「EGFR/MET二重特異性抗体ライブリバント」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
【発表】
2023年10月21日
【試験名】
PAPILLON(Phase 3)〔NCT04538664/jRCT2051200087〕
【試験参加国】
日本(姫路医療センター、久留米大学医学部附属病院、山口宇部医療センター、新潟県立がんセンター新潟病院、北海道大学病院、がん研究会有明病院、名古屋医療センター、松阪市民病院、和歌山県立医科大学附属病院、神戸市立医療センター中央市民病院、埼玉医科大学国際医療センター、愛媛大学医学部附属病院、岩手医科大学附属病院、倉敷中央病院、金沢大学附属病院、北里大学病院、国立がん研究センター東病院、静岡がんセンター、近畿大学病院、関西医科大学附属病院、愛知県がんセンター、順天堂大学医学部附属順天堂医院、市立岸和田市民病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、中国、ドイツ、スペイン、フランス、ハンガリー、インド、イスラエル、韓国、メキシコ、マレーシア、ポーランド、ポルトガル、ロシア連邦、タイ、トルコ、台湾、ウクライナ、英国
【原著】
N Engl J Med 2023; 389:2039-2051. [PubMed: 37870976]
【さらに詳しく】
- EGFR エクソン 20 挿入変異陽性非小細胞肺癌に対するアミバンタマブと化学療法の併用〔NEJM日本語アブストラクト〕
- EGFR exon20挿入変異にamivantamab+化学療法(PAPILLON)/ESMO2023〔ケアネット〕
- EGFRエクソン20挿入変異陽性進行NSCLCへのamivantamabと化学療法の併用は化学療法のみより有意に無増悪生存期間を延長【ESMO 2023】〔日経メディカル〕
- amivantamabが非小細胞肺がんに有効 新規EGFR/MET二重特異性抗体+化学療法のPAPILLON試験〔Medical Tribune〕
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