HER2陰性HR陽性の進行乳がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「フェソロデックス+イブランス」治療を選択しても「フェマーラ+イブランス」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。
「フェソロデックス+イブランス」治療の奏効率は46.5%と「フェマーラ+イブランス」治療の50.2%と差がなく、3年全生存率も「フェソロデックス+イブランス」治療が79.4%、「フェマーラ+イブランス」治療が77.1%と差はなかった。
【発表】
2021年10月7日
【試験名】
PARSIFAL(Phase 2)〔NCT02491983〕
【試験参加国】
チェコ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン、英国
【原著】
JAMA Oncol. 2021;7:1791-1799. [PubMed: 34617955]
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