【胃がん:一次治療(6ヵ月PFS)】「ヴォトリエント+FLO」vs「FLO」

PaFLO(Int J Cancer)                       

進行胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、FLO(bolus 5-FUロイコボリンオキサリプラチン)治療に「ヴォトリエント」の上乗せを選択しても6ヵ月無増悪生存率の向上は期待しにくい。

「FLO+ヴォトリエント」レジメンの主な有害事象は、食欲不振、吐き気、疲労、下痢、好中球減少、血小板減少である。

【発表】

2021年11月6日

【試験名】

PaFLO(Phase 2)〔NCT01503372

【試験実施国】

ドイツ

【原著】

Int J Cancer. 2022 ;150:1007-1017. [PubMed: 34741530]