PEACE-1(Lancet)
de novoの転移を有するホルモン感受性前立腺がんと診断された男性が初めての治療を考える場合、標準治療に「ザイティガ+プレドニゾン」を上乗せすることで無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。
「ザイティガ+標準治療」治療を受けた63%の人がグレード3以上の有害事象を経験した(52%)。主な高血圧(22% vs 13%)であった。
【発表】
2022年4月8日
【試験名】
PEACE-1(Phase 3)〔NCT01957436〕
【試験参加国】
ベルギー、フランス、アイルランド、イタリア、ルーマニア、スペイン、スイス
【原著】
Lancet 2022; 399: 1695-07. [PubMed: 35405085]
【さらに詳しく】
- de novo転移の去勢抵抗性前立腺がん、3剤併用でPFSとOS改善/Lancet〔ケアネット〕
- 標準治療にアビラテロンの上乗せ効果、転移性ホルモン感受性前立腺がんで有効(解説:宮嶋 哲 氏)〔ケアネット〕
- de novoの転移を有する去勢感受性前立腺癌でADT+ドセタキセルへのアビラテロンの追加によりrPFSが2.5年延長【ASCO 2021】〔日経メディカル〕
- アビラテロン上乗せで前立腺がん予後改善 非盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験PEACE-1〔Medical Tribune〕
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