
PENELOPE-B(JCO)
HER2陰性かつHR陽性乳がんと診断され、術前補助化学療法を受けたが病理学的完全奏効が得られなかった女性が手術後の治療を考える場合、「内分泌療法」に「イブランス」の上乗せを選択しても、3年無浸潤性疾患生存率の向上期待にくい。
【発表】
2021年4月1日
【試験名】
PENELOPE-B(Phase 3)〔NCT01864746〕
【試験参加国】
日本、米国、オーストラリア、オーストリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、韓国、スペイン、英国
【原著】
J Clin Oncol. 2021 ;39:1518-1530. [PubMed: 33793299]
【さらに詳しく】
- 高リスク早期乳がんへの術後内分泌療法+パルボシクリブ、初回解析でiDFS改善みられず(PENELOPE-B)/SABCS2020〔ケアネット〕
- アベマシクリブが早期乳がんの新たな選択肢となる可能性〔海外がん医療情報リファレンス〕
- HR陽性乳癌の術前療法で病変が残った患者の術後補助療法でパルボシクリブと内分泌療法の併用はiDFSを改善できず【SABCS2020】〔日経メディカル〕
- 術後パルボシクリブの上乗せ効果認められず〔Medical Tribune〕
- HR陽性早期乳癌の術後補助療法でパルボシクリブと内分泌療法の併用はiDFSを有意に改善できず〔日経メディカル〕
- 術後パルボシクリブ、術前療法後の高リスク乳がんのiDFSを改善せず:PENELOPE-B〔Medical Tribune〕
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