【HER2陽性乳がん:術前治療(pCR)】「ピロチニブ+ハーセプチン+ドセタキセル」vs「ハーセプチン+ドセタキセル」

PHEDRA(BMC Med)                       

切除可能なHER2陽性乳がんと診断された女性が手術前の補助療法を考える場合、「ハーセプチンドセタキセル」治療に「ピロチニブ」の上乗せを選択することで病理学的完全奏効率の向上が期待できる。

ピロチニブハーセプチンドセタキセル」治療にの主な有害事象は、下痢(44.4% vs 5.1%)、好中球減少症(18.5% vs 20.3%)、白血球数減少(16.3% vs 13.6%)。

【発表】

2022年12月27日

【試験名】

PHEDRA(Phase 3)〔NCT03588091

【試験実施国】

中国

【原著】

BMC Med. 2022 ;20:498. [PubMed: 36575513]