PICC-2(Lancet Oncol)
dMMRまたはMSI-Hの局所進行大腸がんと診断された人が手術前の治療を考える場合、「抗PD-1抗体(トリパリマブ)」治療に「セレコキシブ」の上乗せを選択することで病理学的完全奏効率の向上が期待できる。
この有望な併用戦略は、dMMR/MSI-H局所進行大腸がん患者における新たな治療選択肢となる可能性を秘めており、将来のより大規模なPhase 3試験での検証を強力に支持するものである。特にほぼ9割の患者で腫瘍が完全に消失したという結果は、高齢者や手術合併症リスクの高い患者に対して手術を回避する「臓器温存(非手術)アプローチ」の適用を拡大させるための重要なエビデンスとなる。
【発表】
2026年7月1日
【試験名】
PICC-2(Phase 2)〔NCT03926338〕
【試験参加国】
中国
【原著】
Lancet Oncol. 2026 Jul 1. [PubMed: 33821899]