【大腸がん:一次治療(PFS)】「トリラシクリブ→FOLFOXIRI+アバスチン」vs「FOLFOXIRI+アバスチン」

PRESERVE 1(JNCI Cancer Spectr)                

転移性大腸がんと診断された人が初めての治療として「FOLFOXIRIアバスチン」治療を考える場合、骨髄抑制を減少させるために治療前の「トリラシクリブ」投与を選択することで好中球減少の有意な低下が期待できるが、無増悪生存期間が短縮する危険性が高い。

【発表】

2024年11月23日

【試験名】

PRESERVE 1(Phase 3)〔NCT04607668

【試験実施国】

米国、中国、ハンガリー、イタリア、ポーランド、スペイン、ウクライナ、英国

【原著】

JNCI Cancer Spectr. 2024 Nov 23. [PubMed:39579142]