RAISE (Ann Oncol)
標準的な一次治療後に増悪した人でも「FOLFIRI」レジメンに「サイラムザ」治療の上乗せを選択することにより生存期間の延長が期待できるが、特にKRAS野生型の人で効果が大きい。
試験ではKRAS野生型の人では、「FOLFIRI+サイラムザ」治療を受けた人の半数が14.4ヵ月以上生存した。これは「FOLFIRI」のみの治療を受けた人の11.9ヵ月より統計学的に有意に長かった。
【発表】
2016年8月29日
【試験名】
RAISE (Phase 3) 〔NCT01183780/jRCT2080221531〕
【試験参加国】
日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、松山赤十字病院、九州がんセンター、岐阜大学医学部附属病院、北海道大学病院、聖マリアンナ医科大学病院、高知医療センター、大阪医科薬科大学病院、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター、自治医科大学附属病院、国立がん研究センター中央病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、インド、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ポルトガル、プエルトリコ、ルーマニア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、台湾
【原著】
Ann Oncol. 2016 ;27:2082-2090. [PubMed:27573561]
【さらに詳しく】
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【試験名】 RAISE (Phase 3) 〔NCT01183780/jRCT2080221531〕 【試験開始日】 2010年12月2日 【試験参加国】 日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、松山赤十字病院、九州がんセンター、岐阜大学医学部附属病院、北海道大学病 ...
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