RAMIEL/OGSG1901(Gastric Cancer)
胃または胃食道接合部がんと診断され、根治的胃切除後「ドセタキセル+S-1」治療による術後補助療法中または完了後6ヵ月以内に再発した39名が「サイラムザ+イリノテカン」治療を受けた結果、38.5%の人が治療に奏効した。
病理学的III期胃がんに対する「ドセタキセル+S-1」による術後補助療法中の増悪または終了後6ヵ月以内の早期再発例という、ガイドライン上も再投与が推奨されず治療選択肢が限定されていた領域において、タキサンフリーの「サイラムザ+イリノテカン」併用療法が極めて有望な抗腫瘍効果と管理可能な安全性を前向き臨床試験で初めて立証した。
本結果は、「ドセタキセル+S-1」療法が広く用いられている日本およびアジア圏において、早期再発胃がんに対する新たな標準的二次治療の有力な選択肢となる強力なエビデンスとなる。また、欧米を中心に周術期FLOT療法(ドセタキセル+抗PD-L1抗体)が普及する中、FLOT後の早期再発に対するタキサン交差耐性を回避する治療戦略(ポートフリーでの投与可能)としても、グローバルに臨床的インプリケーションを与える知見である。
【発表】
2026年9月16日
【試験名】
RAMIEL/OGSG1901(Phase 2)〔jRCTs051190071〕
【試験参加国】
日本
【原著】
Gastric Cancer. 2026 Sep 16. [PubMed: 42747649]