RATIONALE-306(Lancet Oncol)
切除不能、局所進行、再発または転移性食道扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「化学療法」に「抗PD-1抗体 チスレリズマブ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。
【発表】
2023年4月17日
【試験名】
RATIONALE-306(Phase 3)〔NCT03783442/jRCT2080224669〕
【試験参加国】
日本(国立がん研究センター東病院、九州医療センター、九州がんセンター、神戸市立医療センター中央市民病院、香川大学医学部附属病院、神奈川県立がんセンター、京都府立医科大学附属病院、近畿大学奈良病院、大阪大学医学部附属病院、国立がん研究センター中央病院、兵庫県立がんセンター、秋田大学医学部附属病院、関西労災病院、広島大学病院、熊本大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、新潟県立がんセンター新潟病院、大阪国際がんセンター 、埼玉県立がんセンター)、米国、オーストラリア、ベルギー、チェコ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スペイン、台湾、英国
【原著】
Lancet Oncol 2023; 24: 483–95. [PubMed: 37080222]
【他の治療選択肢】
CheckMate 648(NEJM) 進行または転移性の食道扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「オプジーボ+化学療法(5-FU+シスプラチン)」治療または「オプジーボ+ヤーボイ」治療を選択することで「化学療法」を選択し ...
KEYNOTE-590(Lancet) PD-L1陽性(CPS 10以上)の局所進行または転移性食道がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「5-FU+シスプラチン」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期 ...
JUPITER-06(JCO) 進行食道扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「パクリタキセル+シスプラチン」療法に「抗PD-1抗体 トリパリマブ」の上乗せを選択することで、PD-L1の発現量に関わらず、無増悪生存期 ...
ASTRUM-007(Nat Med) PD-L1 CPS1以上の進行食道扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「5-FU+シスプラチン」治療に「抗PD-1抗体 セルプルリマブ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間、生 ...
ORIENT-15(BMJ) 局所進行または再発食道扁平上皮がんと診断された人が次の治療を考える場合、「シスプラチン+パクリタキセル」治療に「抗PD-1抗体 シンチリマブ」を上乗せすることで生存期間の延長が期待できる。 「シンチリマブ ...
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