分化型甲状腺がんと診断され、放射性ヨウ素治療に抵抗性となった人が次の治療を考える場合、「アパチニブ」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。「アパチニブ」治療を受けた人の54.3%が治療に奏効した(vs 2.2%)。
「アパチニブ」治療の主なグレード3以上の治療関連有害事象は、高血圧(34.8%)、手足症候群(17.4%)、蛋白尿(15.2%)、下痢(15.2%)であった。
【発表】
2021年12月6日
【試験名】
REALITY(Phase 3)〔NCT03048877〕
【試験実施国】
中国
【原著】
JAMA Oncol. 2022 ;8:242-250. [PubMed: 34913959]