【PD-L1弱陽性肺がん:一次治療(OS)】「オプジーボ+レラトリマブ+化学療法」vs「キイトルーダ+化学療法」

RELATIVITY-1093                         

再発または転移性非小細胞肺がんと診断され、 PD-L1発現量が1〜49%の人が初めての治療を考える場合、「ニボルマブ/レラトリマブ配合剤+化学療法」を選択することで、「キイトルーダ+化学療法」を選択した場合を上回る生存期間が得られるかについて、現在、検証が進められている。

【試験開始日】

2024年10月29日

【試験終了予定日】

2033年11月11日

【試験名】

RELATIVITY-1093(Phase 3)〔NCT05328908jRCT2031220232

【試験参加国】

日本(北海道がんセンター、がん研有明病院、国立がん研究センター東病院、埼玉医科大学国際医療センター、静岡がんセンター、浜松医科大学医学部附属病院、大阪国際がんセンター、関西医科大学附属病院、近畿大学病院、平成記念病院、倉敷中央病院、中国中央病院、産業医科大学病院、久留米大学病院、新潟県立がんセンター新潟病院、神奈川県立がんセンター、仙台厚生病院、福島県立医科大学附属病院、兵庫県立がんセンター)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、チリ、中国、デンマーク、フランス、ドイツ、インド、アイルランド、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スペイン、スイス、台湾、英国

 

【今日の標準治療】

【標準治療】PD-L1 TPS 1〜49%の非小細胞肺がん
1. PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法 PD-L1 TPS 1〜49%のⅣ期非小細胞肺がんに対して、PS0-1の場合、「PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法」が強く推奨されている。PS2の場合、行うよう推奨するだけの根拠が明確でない治療とされている。 ...