
RELAY(Clin Cancer Res)
EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、 Exon19 delでも、L858Rでも「タルセバ」治療に「サイラムザ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
生存期間はまだ未成熟。Exon19 delにおける生存期間のHRは1.44 (0.74–2.80) 、「サイラムザ+タルセバ」治療の2年生存率は83%、「プラセボ+タルセバ」治療の2年生存率は87%。Exon21 L858Rにおける生存期間のHRは0.61 (0.33–1.14)、「サイラムザ+タルセバ」治療の2年生存率は84%、「プラセボ+タルセバ」治療の2年生存率は71%。
【発表】
2021年7月22日
【試験名】
RELAY(Phase 3)〔NCT02411448/jRCT2080222887〕
【原著】
Clin Cancer Res. 2021 ;27:5258-5271. [PubMed: 34301751]
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