【肺がん:二次治療】「チスレリズマブ+シトラバチニブ」

SAFFRON-103(J Immunother Cancer)               

遠隔転移を有する非扁平非小細胞肺がん(EGFR遺伝子変異陰性、ALK融合遺伝子陰性、ROS1融合遺伝子陰性、BRAF遺伝子変異陰性)と診断され、化学療法も抗PD-(L)1抗体治療のいずれも受けたことがある23名が「抗PD-1抗体 チスレリズマブシトラバチニブ」治療を受けた結果、2名(8.7%)が治療に奏効した。

非扁平非小細胞肺がんと診断され、化学療法を受けたことがあるが、抗PD-(L)1抗体を受けたことがない21名では、5名(18.2%)が治療に奏効し、17.9ヵ月奏効が持続した。

扁平非小細胞肺がんと診断され、化学療法も抗PD-(L)1抗体治療のいずれも受けたことがある22名では、4名(18.2%)が治療に奏効し、6.9ヵ月奏効が持続した。

【発表】

2023年2月

【試験名】

SAFFRON-103(Phase 1b)〔NCT03666143

【試験参加国】

中国、オーストラリア

【原著】

J Immunother Cancer. 2023;11:e006055. [PubMed: 36808075]

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