SCORPION(Int J Gynecol Cancer)
IIIC-IV期上皮性卵巣がん、卵管がんまたは腹膜がんと診断された女性が初めての治療を考える場合、「化学療法後のインターバル腫瘍減量手術」を選択しても「一次的腫瘍減量手術」を選択した場合を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。
非常に高い腫瘍量を有する進行上皮性卵巣がんにおいて、一次的腫瘍減量手術とネオアジュバント化学療法(インターバル腫瘍減量手術)は同等の生存期間を示すが、毒性プロファイルが大きく異なることが明らかになった。ネオアジュバント化学療法は一次的腫瘍減量手術に比べて重篤な術後合併症および術後死亡リスクを大幅に減少させるため、治療効果と合併症リスクのバランスを考慮した治療選択の重要性が示唆された。また、いずれのアプローチにおいても完全な腫瘍切除が最も重要な予後因子であることが再確認された。
【発表】
2020年10月7日
【試験名】
SCORPION(Phase 3)〔NCT01461850〕
【試験参加国】
イタリア
【原著】