【大腸がん:一次治療】「遺伝子多型に基づく化学療法+アバスチン」vs「CAPOX+アバスチン」

SETICC(Ann Oncol)                       

遠隔転移を有する大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、TYMS-3‘UTR および ERCC1-118に基づいた化学療法(FUOX、FUIRI、CAPIRI、CAPOX)+アバスチン治療を選択しても、「CAPOXカペシタビンオキサリプラチン)+アバスチン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間は期待しにくい(p=0.745)。

しかし、奏効率、R0切除率の向上が期待できる。

【発表】

2018年2月1日

【試験名】

SETICC(Phase 2)〔NCT01071655

【原著】

Ann Oncol. 2018;29:439-444. [PubMed: 29145602]