【子宮頸がん:二次治療(ORR)】「カムレリズマブ+ファミチニブ」vs「カムレリズマブ」

再発または転移性子宮頸がんと診断され、プラチナ製剤併用療法を受けたことがある女性が次の治療を考える場合、「抗PD-1抗体(カムレリズマブ)」治療に「ファミチニブ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

カムレリズマブ」治療に「ファミチニブ」を上乗せすることで、奏効率(主要評価項目)の向上が期待できる。試験では「カムレリズマブ」治療を受けた24.1%、「カムレリズマブファミチニブ」併用療法を受けた人では42.9%であった。

グレード3以上の有害事象を経験した人は「カムレリズマブ」治療では15.1%であったのに対し、「カムレリズマブファミチニブ」併用療法では84.8%、化学療法では60.0%であった。

【発表】

2025年6月25日

【試験】

Phase 2〔NCT04680988

【試験実施国】

中国

【原著】

J Clin Oncol. 2025 Jun 25. [PubMed: 40561369]