SOLARIS(JAMA)
切除不能な局所進行または転移性の大腸がんと診断された人が初めての治療としてビタミンD3の用量を考える場合、「FOLFOX(またはFOLFIRI)+アバスチン」治療に「標準用量のビタミンD3」を高用量に増量しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
左側原発がんにおいて、高用量ビタミンD3は標準用量と比較して無増悪生存期間を有意に延長した(13.8ヵ月 vs 10.2ヵ月、HR 0.74(0.55-1.00 p=0.02)。一方、右側原発がんでは改善は見られなかった(HR 1.35)。
本試験の結果に基づき、未治療の転移性大腸がん患者全体に対して、標準化学療法に高用量ビタミンD3を追加することは推奨されないことが示された。しかしながら、左側大腸がん患者のサブグループにおいては無増悪生存期間の有意な改善が認められたため、この特定の集団に対する効果についてはさらなる調査が求められる。
【発表】
2026年8月3日
【試験名】
SOLARIS(Phase 3)〔NCT04094688〕
【試験実施国】
米国
【原著】
JAMA 2026 Aug 3. [PubMed: 42545685]
【さらに詳しく】