【BRCA陽性卵巣がん:維持療法(PFS)】「リムパーザ」vs「プラセボ」

SOLO2(Lancet Oncol)                   

2ライン以上のプラチナ製剤を含む化学療法を受けたことがあり、プラチナ製剤感受性でBRCA1/2遺伝子変異陽性の人は、プラチナ製剤で奏効が得られた後の維持療法として「リムパーザ」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

グレード3以上の有害事象について、「リムパーザ」治療を受けることで、貧血(2%→19%)、倦怠感。無力症(2%→4%)、好中球減少(4%→5%)が増加。「リムパーザ」治療を受けた人の18%が重篤な有害事象を経験した(プラセボ群:8%)。

【発表】

2017年7月25日

【試験名】

SOLO2/ENGOT-Ov21(Phase 3)〔NCT01874353

【原著】

Lancet Oncol. 2017; 18: 1274–1284. [PubMed: 28754483]

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