【肺がん:周術期治療(MPR)】「イミフィンジ+化学放射線療法」→「手術」→「イミフィンジ」

SQUAT/WJOG 12119L(J Thorac Oncol)             

切除可能なⅢ期N2非小細胞肺がんと診断された日本人31名が手術前に「イミフィンジカルボプラチンパクリタキセル+放射線療法」、手術後に「イミフィンジ1年間投与」を受けることで63%の人が病理学的奏効を得た。

治療を受けた48%の人がグレード3または4の有害事象を経験した。

術前に術前に化学療法、免疫療法、放射線療法を同時に行うQuadruple-modality therapyを選択することで、主要病理学的奏効率が向上し、腫瘍の局所制御が改善される可能性が示されたが、無増悪生存率や全生存率の向上には直結しておらず、さらなる研究が必要とされている。

【発表】

2025年4月9日

【試験名】

SQUAT/WJOG 12119L(Phase 2)〔jRCT2080224981

【試験参加国】

日本

【原著】

J Thorac Oncol. 2025 Apr 9. [PubMed: 40216327]

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