【ホルモン感受性前立腺がん:一次治療(3年PS)】「ザイティガ+プレドニゾロン+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」

局所進行または転移性前立腺がんと診断された男性は、「アンドロゲン除去療法」を開始すると同時に「ザイティガプレドニゾロン」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。

試験では、「アンドロゲン除去療法」の99%は「LH-RHアナログ単独」であった。「アンドロゲン除去療法」に「ザイティガプレドニゾロン」治療を上乗せすることで、生存期間が延長(p<0.01)。3年生存率は76%から83%に向上。治療成功期間も延長(p<0.01)。3年治療成功率は、45%から75%に向上。

グレード3〜4の有害事象は、「アンドロゲン除去療法」に「ザイティガプレドニゾロン」治療を上乗せすることで、33%から47%に増加。

【発表】

2017年6月3日

【試験名】

STAMPEDE(Phase 2/3)〔NCT00268476

【原著】

N Engl J Med. 2017;377:338-351.  [PubMed:28578639]

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