【高リスク非転移性前立腺がん(MMAI超高リスク):一次治療(MFS)】「ザイティガ+プレドニゾロン+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」

STAMPEDE(Ann Oncol)                     

転移のない高リスク前立腺がんと診断され、マルチモーダルAIによって超高リスクと判定された男性が「アンドロゲン除去療法」を開始すると同時に「ザイティガプレドニゾロン」の上乗せを選択することで5年無転移生存率の向上が期待できる。

本試験では、米Artera社が開発したマルチモーダルAI「ArteraAI Prostate Prognostic MMAI model」というディープラーニングモデルについても評価された。本モデルは、「ホールスライド画像」と「患者の臨床データ(年齢、ベースラインのPSA値、臨床病期)」という異なる2つの情報を統合して解析し、前立腺がんの予後や治療効果を予測した。AIが算出したMMAIスコアに基づき、患者を上位25%(MMAI超高リスク)と下位75%の2つのグループに分類した。

解析の結果、このモデルが「ザイティガ」の治療効果を予測する力の約77.4%は「デジタル病理画像の特徴」に由来していることが判明しており、従来の臨床データだけでは捉えきれないがんの悪性度を、画像からAIが読み取っていることがわかった。

「マルチモーダル」とは、画像、テキスト、数値など、異なる種類のデータを組み合わせて処理する技術。

【発表】

2026年6月5日

【試験名】

STAMPEDE(Phase 3)〔NCT00268476

【試験参加国】

英国、スイス

【原著】

Ann Oncol. 2026 Jun 5.  [PubMed: 42250604]

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