【胃がん:一次治療(PFS)】「ネクサバール+カペシタビン+シスプラチン」vs「カペシタビン+シスプラチン」

STARGATE(Cancer Med)                     

遠隔転移を有する胃がんまたは胃食道接合部がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カペシタビンシスプラチン」治療に「ネクサバール」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

ネクサバールカペシタビンシスプラチン」治療を受けた人の54%が治療に奏効したが、「カペシタビンシスプラチン」治療の奏効率52%と統計学的に有意な差はなかった(p=0.83)。

ネクサバールカペシタビンシスプラチン」治療のグレード3または4の有害事象のうち、好中球減少症(21% vs 37%)、食欲不振(0% vs 5%)、手足症候群(7% vs 1%)については「カペシタビンシスプラチン」治療を受けた人より多くの人が経験した。

【発表】

2022年12月14日

【試験名】

STARGATE(Phase 2)〔NCT01187212

【試験実施国】

韓国

【原著】

Cancer Med. 2022 Dec 14. [PubMed: 36515003]