STELLAR（JCO）
局所進行直腸がんと診断された人が手術前の化学放射線療法を考える場合、「放射線療法(25Gy, 1週間) →CAPOX」治療を選択しても、「放射線療法（50Gy, 5週間）＋カペシタビン」治療に劣らない3年無病生存率と、それを上回る3年生存率が期待できる。
「放射線療法(25Gy, 1週間) →CAPOX」治療を受けた26.5%がグレード3または4の有害事象を経験し、「放射線療法（50Gy, 5週間）＋カペシタビン」治療の12.6%より多かった（p< 0.001）。
【発表】
2022年3月9日
【試験名】
STELLAR（Phase 3）〔NCT02533271〕
【試験実施国】
ポーランド（M. Sklodowska-Curie Memorial Cancer Centre）
【原著】
J Clin Oncol. 2022 ;40:1681-1692. [PubMed: 35263150]