
低悪性度非ホジキンリンパ腫またはマントル細胞リンパ腫と診断された人(54%が濾胞性リンパ腫)が初めての治療を考える場合、「トレアキシン+リツキサン」治療を選択することで、「R-CHOP」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。
さらに「トレアキシン+リツキサン」治療は標準治療より副作用が軽微。「トレアキシン+リツキサン」治療を選択することで発現の減少が期待できる有害事象は、脱毛(100%→0%)、血液毒性( 68% →30%)、感染症(50%→37%)、末梢神経障害が(29%→7%)、口内炎(19%→6%)。逆に増える可能性があるのは紅斑性皮膚反応(9%→16%)。
【発表】
2013年2月20日
【試験名】
STiL NHL-1-2003(Phase 3)〔NCT00991211〕
【原著】
Lancet. 2013;381:1203-10. [PubMed:23433739]
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