【RAS/BRAF野生型大腸がん:一次治療】「FOLFOX+アバスチン」vs「FOLFIRI+アービタックス」

STRATEGIC-1 (Signal Transduct Target Ther)          

RAS/BRAF野生型転移性大腸がんと診断された人が初めての治療と次の治療を考える場合、「FOLFOX+アバスチン」治療を選択しても「FOLFIRI+アービタックス」治療を選択した場合を上回る病勢コントロール期間は期待しにくい。

未治療の切除不能RAS/BRAF野生型転移性大腸がんを対象に、最適な治療順序を検証した第III相試験である。FOLFIRI+アービタックス先行治療とFOLFOX+アバスチン先行治療を比較した。主要評価項目の病勢コントロール期間中央値は両治療間で有意差はなく、最適な順序の特定には至らなかった。一方でFOLFIRI+アービタックス先行治療は奏効率や全生存期間が良好な傾向を示した。

【発表】

2026年4月14日

【試験】

STRATEGIC-1 (Phase 3)〔NCT01910610〕

【試験参加国】

フランス、アイルランド、イスラエル

【原著】

Signal Transduct Target Ther. 2026 ;11:133. [PubMed: 41980919]

 

【今日の標準治療】

【標準治療】大腸がん
1. MSI-Hを有する転移性大腸がんの一次治療 2. BRAF遺伝子変異を有する大腸がんの一次治療 3. RAS/BRAF野生型かつ腫瘍占居部位が左側の転移性大腸がんの一次治療   3.1 FOLFOX+ベクティビックス オキサリプラチンを含むレジメンに不応・不耐となった場合の ...