【肺がん:二次治療(ORR)】「シンチリマブ+ドセタキセル」

SUCCESS(BMC Cancer)                   

非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法による一次療法後に病勢が進行した30名が「抗PD-1抗体シンチリマブドセタキセル」治療を受けた結果、36.7%(11名)が治療に奏効した。

PD-L1発現が認められた人では効果がより顕著であり、奏効率は60%、無増悪生存期間は6.0ヵ月、生存期間は15.8ヵ月であった。一方、PD-L1発現が認められた人では、奏効率が13.3%、無増悪生存期間が3.5ヵ月、生存期間は9.0ヵ月とPD-L1発現例に比べると効果は有意に低かった。

【発表】

2022年9月5日

【試験名】

SUCCESS(Phase 2)〔NCT03798743

【試験実施国】

中国

【原著】

BMC Cancer. 2022 ;22:952. [PubMed: 36064386]