【大細胞型B細胞リンパ腫:二次治療(PFS)】「ルンスミオ+ポライビー」vs「ゲムシタビン+オキサリプラチン+リツキサン」

SUNMO(JCO)                          

大細胞型B細胞リンパ腫と診断され、1ライン以上の治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ルンスミオポライビー」治療を選択することで「ゲムシタビンオキサリプラチンリツキサン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

SUNMO試験の新規性は、自家移植非適応の再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫に対し、二重特異性抗体ルンスミオと抗体薬物複合体ポライビーのみを組み合わせた初の治療レジメンの有用性を実証した点にある。本試験では、標準治療(R-GemOx療法)と比較し、無増悪生存期間と奏効率を統計学的に有意に改善した。特筆すべきは、他のT細胞エンゲージャーと比べサイトカイン放出症候群の発生率が極めて低く、外来投与が可能な点である。従来の細胞障害性抗がん剤を用いず、高い有効性・安全性・QOL改善を兼ね備えた固定期間治療の選択肢を提示した意義は大きい。

【発表】

2025年10月2日

【試験開始日】

2022年9月30日

【試験名】

SUNMO(Phase 3)〔NCT05171647jRCT2031240247

【試験参加国】

日本(九州大学病院、北海道大学病院、東北大学病院、近畿大学病院、がん研有明病院、山形大学医学部附属病院)、米国、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、中国、イスラエル、韓国、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、タイ、トルコ

【原著】

J Clin Oncol. 2025 ;43:3799-3811.  [PubMed: 41037766]

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