【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「エムプリシティ+レブラミド+ベルケイド+デキサメタゾン」vs「レブラミド+ベルケイド+デキサメタゾン」

SWOG-1211(Lancet Haematol)                  

高リスクの人が初めての治療を考える場合、「レブラミドベルケイドデキサメタゾン」療法に「エムプリシティ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

エムプリシティレブラミドベルケイドデキサメタゾン」治療を受けた77%(vs 71%)の人がグレード3以上の有害事象を経験した。グレード3~5の感染症、感覚神経障害、運動神経障害は「エムプリシティレブラミドベルケイドデキサメタゾン」治療を受けた人のうち、それぞれ17%(vs 8%)、13%(vs 8%)、8%(vs 2%)の人が経験した。

【発表】

2020年12月22日

【試験名】

SWOG-1211(Phase 2)〔NCT01668719

【原著】

Lancet Haematol. 2021 ;8:e45-e54. [PubMed: 33357482]