【乳がん:術後治療(5年OS)】「AC→パクリタキセル毎週投与」vs「AC→パクリタキセル隔週投与」

SWOG S0221(JCO)                      

切除可能乳がんと診断され、手術後にリンパ節転移が認められたか、再発リスクが高いと判断された女性が術後治療を考える場合、「ドキソルビシンシクロホスファミド」治療後に「パクリタキセル隔週投与」を選択することで、「パクリタキセル毎週投与」を選択した場合を上回る5年生存率が期待できる。

術後の「ドキソルビシンシクロホスファミド」治療に「ジーラスタ」の追加を選択しても5年無病生存率、5年生存率の向上は期待しにくい。

【発表】

2014年11月24日

【試験名】

SWOG S0221(Phase 3)〔NCT00070564

【試験実施国】

米国

【原著】

J Clin Oncol. 2015;33:58-64. [PubMed: 25422488]