【局所進行肝細胞がん:一次治療(PFS)】「TACE+アパチニブ」vs「TACE」

根治不能の非転移性肝細胞がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「肝動脈化学塞栓療法(TACE)」治療に「アパチニブ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。

TACE」治療への「アパチニブ」の上乗せによって奏効率が31.5%から58.1%に向上。一方、有害事象発現率は64.1%から77.9%に増加、グレード3以上の有害事象は12.0%から17.4%に増加。主な有害事象は、手足症候群(27.9%)、高血圧(23.3%)。

【発表】

2025年5月28日

【試験名】

Phase 3

【試験参加国】

中国

【原著】

BMC Med. 2025 ;23:313.  [PubMed: 40437469]