カペシタビン(販売名:ゼローダ)は、中外製薬株式会社 鎌倉研究所(旧 日本ロシュ研究所)で創製されたフルオロシチジン誘導体。
2020年11月27日現在、日本において下記のがんに対する効能が承認されている。
初めての治療を考える場合「S-1」治療を選択することで、「カペシタビン」治療を選択した場合に比べて、手足症候群の発現の軽減が期待できる。 試験では、「S-1」治療を受けた人の45% […]
SCALOP(Br J Cancer) 局所進行膵がんの人が化学放射線療法を考える場合、「カペシタビン」をベースとした治療を選択しても、 […]
既に治療を受けたことがある人は、「カペシタビン」治療に「サイラムザ」や「イクルクマブ」の上乗せを選択しても、無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「カペシタビン […]
初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン+タルセバ」治療に「カペシタビン」の上乗せを選択しても、無増悪生存期間や生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「ゲムシタビン+タルセバ+ […]
アントラサイクリン系およびタキサン系製剤に耐性となった人でも、「カペシタビン」治療に「微小管阻害薬 ウチデロン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。 「ウチ […]
ESPAC-4(Lancet) 手術後の補助化学療法を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「カペシタビン」の上乗せを選択することで、生 […]
70歳以上の転移性胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カペシタビン」治療に「オキサリプラチン」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくいが、無増悪生存期間の延長 […]
手術後の「カペシタビン」の治療期間は、6ヵ月を選択することで、重度の有害事象を経験するリスクの低下が期待できる。 試験では、6ヵ月間の「カペシタビン」治療を受けることで、12ヵ月間 […]
KRAS野生型の人は「カペシタビン」治療に「タルセバ」治療追加を選択することで治療成功期間の延長が期待できる。 試験では、「カペシタビン」単独治療を受けた人の治療成功期間は7.9ヵ […]
初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン」治療に「カペシタビン」治療の追加を選択しても、無増悪生存期間や生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「ゲムシタビン」単独治療を受けた人 […]
アントラサイクリン系薬剤の治療を受けたことがある人でも、「ドセタキセル」治療に「カペシタビン」の追加を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。 試験では、「ドセタキセル」 […]
ホルモン療法も「ハーセプチン」治療も適応しない乳がんの人は、「ドキシル」治療への追加を選択しても、病勢進行までの期間の延長は期待しにくい。 試験では「ドキシル」治療を受けた人も、「 […]
手術前後の補助化学療法を考える場合、「5-FU+ロイコボリン+オキサリプラチン+ドセタキセル(FLOT)」レジメンを選択することで、病理学的完全奏効率の向上が期待できる。 試験では […]
手術後の補助化学療法として「カペシタビン」治療に「アバスチン」治療の追加を選択しても3年時の無病生存率の向上は期待しにくい。 試験では「カペシタビン」による術後補助化学療法を受けた […]
HER2陰性の人で初めての薬物治療を受ける場合、「アバスチン+カペシタビン」治療の選択は「アバスチン+パクリタキセル」治療に比べて生存期間について劣らない効果が期待できる。 「アバ […]
18〜24週の「CAPOX(またはFOLFOX)」治療を終了した人は、維持療法として「カペシタビン」治療を選択することで無増悪生存期間の改善が期待できる。 試験では3.4ヵ月から6 […]
HER2陰性の人は、「アバスチン+カペシタビン」治療に「ビノレルビン」の追加を選択しても、無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。 試験では、「アバスチン+カペシタビン+ビノ […]
局所進行または遠隔転移を有する乳がんと診断され、アントラサイクリン系およびタキサン系抗がん剤の治療歴、進行がんに対する化学療法歴を有し、トリプルネガティブの女性が「ハラヴェン」治療 […]
HER2陽性の胃食道腺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カペシタビン+オキサリプラチン」治療に「タイケルブ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。 事前に […]
RECAP(JCO) 「ゲムシタビン」治療が無効になった人が次の治療を考える場合、「カペシタビン」にJAK阻害薬「ジャカビ」の […]
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